アカウント・権限
アカウント・権限で契約の見直しが要るもの
- 確かめる項目
- 8項目
- 導入可否に影響
- 0項目
- 確認する人
- 2者
アカウント・権限の確認項目のうち、答えによって「契約の見直しが要る」ものを集めました。全部で8項目。チェックリストで漏れを無くし、資料をそろえ、海外の提供元へ英文で質問し、社内へ回すところまで進めます。
アカウント・権限で契約の見直しが要るもののチェックリスト
上から、導入できるかどうかに響くものの順です。済んだものに印を付けてください。
一覧で見る
| 確かめること | 誰が | いつ |
|---|---|---|
| 社内のアカウントでまとめて入れるか | 情シス | 契約前 |
| 席は何人分いるか | 上長 | 契約前 |
| 権限を段階に分けられるか | 情シス | 契約前 |
| 誰が何をしたか残るか | 情シス | 契約前 |
| 管理者を誰にするか | 情シス | 契約時 |
| 自社のドメインで縛れるか | 情シス | 契約時 |
| 辞めるときに何を引き継ぐか | 情シス | 運用中 |
| 社外の人を招いてよいか | 情シス | 運用中 |
時期ごとに分ける
同じリストでも、確かめる時期が違います。時期ごとに分けて、前の段階で済ませておくものを先に片づけます。
契約前(4項目)
- 社内のアカウントでまとめて入れるか(情シス)
- 席は何人分いるか(上長)
- 権限を段階に分けられるか(情シス)
- 誰が何をしたか残るか(情シス)
契約時(2項目)
- 管理者を誰にするか(情シス)
- 自社のドメインで縛れるか(情シス)
運用中(2項目)
- 辞めるときに何を引き継ぐか(情シス)
- 社外の人を招いてよいか(情シス)
項目ごとの資料・つまずき・通らないときの手
社内のアカウントでまとめて入れるか
情シスが契約前に確かめます。影響は「契約の見直しが要る」、確かめ方は「規約・契約書を読む必要がある」。
- 用意する資料:SSOの対応状況
- よくあるつまずき:上位プランでしかSSOが使えず、費用が跳ね上がる
- 通らないとき:IDの棚卸しを手作業で回す
- 省いてよい場合:人数が少ない場合
席は何人分いるか
上長が契約前に確かめます。影響は「契約の見直しが要る」、確かめ方は「その日のうちに確認できる」。
- 用意する資料:実際に使う人の一覧
- よくあるつまずき:全員分を買って半分が使わない
- 通らないとき:3か月使った実績で増減する
- 省いてよい場合:使う人が固定の場合
権限を段階に分けられるか
情シスが契約前に確かめます。影響は「契約の見直しが要る」、確かめ方は「社内の担当に確認が要る」。
- 用意する資料:権限の種類
- よくあるつまずき:全員が管理者と同じ操作をでき、設定が勝手に変わる
- 通らないとき:権限を分けられる事業者を選ぶ
- 省いてよい場合:全員が同じ立場の場合
誰が何をしたか残るか
情シスが契約前に確かめます。影響は「契約の見直しが要る」、確かめ方は「社内の担当に確認が要る」。
- 用意する資料:監査ログの有無
- よくあるつまずき:操作の記録が無く、問題が起きても追えない
- 通らないとき:記録が残るプランに替える
- 省いてよい場合:監査の対象外の場合
管理者を誰にするか
情シスが契約時に確かめます。影響は「契約の見直しが要る」、確かめ方は「その日のうちに確認できる」。
- 用意する資料:管理者の権限範囲
- よくあるつまずき:担当者1人の個人アカウントが管理者で、退職時に触れなくなる
- 通らないとき:共有アドレスを管理者にする
- 省いてよい場合:1人でしか使わない場合
自社のドメインで縛れるか
情シスが契約時に確かめます。影響は「契約の見直しが要る」、確かめ方は「社内の担当に確認が要る」。
- 用意する資料:ドメイン認証の手順
- よくあるつまずき:個人のメールアドレスで登録され、把握できない
- 通らないとき:定期的に利用者一覧を出す
- 省いてよい場合:人数が少なく把握できる場合
辞めるときに何を引き継ぐか
情シスが運用中に確かめます。影響は「契約の見直しが要る」、確かめ方は「社内の担当に確認が要る」。
- 用意する資料:退職時の手順書
- よくあるつまずき:作ったものが個人アカウントの中に残って消える
- 通らないとき:共有の場所に置く運用にする
- 省いてよい場合:個人の作業にしか使わない場合
社外の人を招いてよいか
情シスが運用中に確かめます。影響は「契約の見直しが要る」、確かめ方は「社内の担当に確認が要る」。
- 用意する資料:ゲスト招待の設定
- よくあるつまずき:外部の協力会社を招き、社内の情報まで見えてしまう
- 通らないとき:見せる範囲を分けた場所を作る
- 省いてよい場合:社外と共有しない場合
海外の提供元へ送る質問
提供元の窓口は英語のことが多く、日本語で聞いても返事が遅れます。このリストの分類に合わせた質問を英文で用意しました。送る前に、自社の名前と使い方を書き足してください。
Subject: Questions before signing a business plan Hello, We are considering your service for business use at [company name] in Japan, for about [number] users. Before we sign, could you please answer the following questions? 1. Do you support SSO (SAML) and user provisioning for business plans? 2. Can administrators see and export audit logs of user activity? 3. How do we transfer ownership when an administrator leaves the company? If any documents are available (terms, DPA, security materials), please share the links. Best regards, [name / department / email]
| 質問 | 日本語での意味 |
|---|---|
| 1 | SSO(SAML)と利用者の一括登録に対応していますか |
| 2 | 管理者が利用の記録を見たり書き出したりできますか |
| 3 | 管理者が退職したとき、権限をどう引き継ぎますか |
社内の担当へ回す文面
このリストには情シス・上長が確かめる項目が入っています。担当ごとに、聞くことだけを抜き出して回すと返事が早くなります。
情報システムの担当者さま 海外のAIサービス[サービス名]を使うにあたって、次の点を確認させてください。 1. 社内のアカウントでまとめて入れるか(手元の資料:SSOの対応状況) 2. 権限を段階に分けられるか(手元の資料:権限の種類) 3. 誰が何をしたか残るか(手元の資料:監査ログの有無) 4. 管理者を誰にするか(手元の資料:管理者の権限範囲) 5. 自社のドメインで縛れるか(手元の資料:ドメイン認証の手順) 6. 辞めるときに何を引き継ぐか(手元の資料:退職時の手順書) 【使う予定】[部署・人数・入れる情報の種類] 【いつまでに】[回答の希望日] お手数ですが、よろしくお願いいたします。
[上長のお名前]さま 海外のAIサービス[サービス名]を使うにあたって、次の点を確認させてください。 1. 席は何人分いるか(手元の資料:実際に使う人の一覧) 【使う予定】[部署・人数・入れる情報の種類] 【いつまでに】[回答の希望日] お手数ですが、よろしくお願いいたします。
稟議に添える確認表
確かめた結果を稟議に添える形です。「済」だけでなく、何を見て判断したかを1行残すと、あとで説明できます。
【サービス名】[ ] 【提供元】[ ] 【確認した日】[ ] □ 社内のアカウントでまとめて入れるか → 結果[ ]/見た資料[SSOの対応状況] □ 席は何人分いるか → 結果[ ]/見た資料[実際に使う人の一覧] □ 権限を段階に分けられるか → 結果[ ]/見た資料[権限の種類] □ 誰が何をしたか残るか → 結果[ ]/見た資料[監査ログの有無] □ 管理者を誰にするか → 結果[ ]/見た資料[管理者の権限範囲] □ 自社のドメインで縛れるか → 結果[ ]/見た資料[ドメイン認証の手順] □ 辞めるときに何を引き継ぐか → 結果[ ]/見た資料[退職時の手順書] □ 社外の人を招いてよいか → 結果[ ]/見た資料[ゲスト招待の設定] 【確認できなかった項目と、その扱い】[ ] 【導入の判断】[進める/条件つきで進める/見送る]
自社で省ける項目を外す
会社の条件によっては、確かめなくてよい項目があります。当てはまるものに印を付けて、残ったものだけを確かめれば足ります。
印を付けた項目は、理由を稟議に1行残してから外します。
同じ分類で一緒に見ておく項目
このリストの外にあっても、同じ分類で一緒に止まりやすい項目です。
1つのアカウントを共有してよいか
情シス・契約時・導入可否に影響する。共有が規約違反で、突然停止される。通らないときは「人数分の席を買う」。1つのアカウントを共有してよいか
二要素認証を必須にできるか
情シス・契約前・導入可否に影響する。必須にできず、パスワードだけのアカウントが残る。通らないときは「必須にできるプランに替える」。二要素認証を必須にできるか
APIの鍵をどう配るか
情シス・運用中・導入可否に影響する。鍵がチャットで共有され、退職後も使える状態になる。通らないときは「鍵の保管場所を1つに決める」。APIの鍵をどう配るか
個人で契約したものを業務で使ってよいか
上長・運用中・導入可否に影響する。各自が勝手に契約し、会社が把握していない支出が増える。通らないときは「使ってよいものを一覧にする」。個人で契約したものを業務で使ってよいか
言葉と支払いで止まりにくい候補
言葉と支払いで止まりにくいのは、画面が日本語で出て、料金ページに円の表示があるサービスです。当サイトが2026-09-25に公式サイトを開いて数えた結果では、96件のうち6件でした。
| サービス | 提供元 | 画面の日本語 | 円の表示 |
|---|---|---|---|
| Canva AI | Canva | 80% | あり |
| Catchy | デジタルレシピ | 79% | あり |
| DeepL | DeepL | 72% | あり |
| tl;dv | tldv | 72% | あり |
| miibo | miibo | 70% | あり |
| Gemini for Workspace | 55% | あり |
Canva AI(画面の日本語80%)
Canvaのサービスです。言葉と円の表示は通っていても、上のリストの請求書・データの扱い・契約の名義は別に確かめる必要があります。
Catchy(画面の日本語79%)
デジタルレシピのサービスです。言葉と円の表示は通っていても、上のリストの請求書・データの扱い・契約の名義は別に確かめる必要があります。
DeepL(画面の日本語72%)
DeepLのサービスです。言葉と円の表示は通っていても、上のリストの請求書・データの扱い・契約の名義は別に確かめる必要があります。
数字は当サイトの実測で、提供元の公表値ではありません。サイトの作りは変わるので、申し込む前にご自身でも開いて確かめてください。
アカウント・権限で契約の見直しが要るものについてよくある質問
全部の項目を確かめないと入れられませんか?
各項目に「省いてよい場合」を付けています。たとえば「社内のアカウントでまとめて入れるか」は「人数が少ない場合」なら省けます。自社に当てはまるものを先に外すと、残りが絞れます。
誰が最終的に判断しますか?
このリストでは情シス・上長が確かめます。判断は社内の決まりによりますが、影響の大きい項目は含まれていないので、担当の確認で進められることが多いです。
提供元から返事が来ないときは?
英文の質問を送って1週間返事がなければ、国内の代理店があるかを探すか、見送りの理由として稟議に残します。返事の無いこと自体が、運用中の問い合わせの目安になります。
次にやること
- 省ける項目を外す
各項目の「省いてよい場合」に当てはまるものを消して、自社のリストにします。 - 影響の大きいものから確かめる
導入可否に響く項目を先に片づけます。
社内のアカウントでまとめて入れるか - 提供元へ英文の質問を送る
社内で分からない項目だけを、まとめて1通で聞きます。