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上長が契約前に確かめること
- 確かめる項目
- 8項目
- 導入可否に影響
- 1項目
- 確認する人
- 1者
海外のAIを会社で使うとき、上長が契約前の段階で確かめることを集めました。全部で8項目。チェックリストで漏れを無くし、資料をそろえ、海外の提供元へ英文で質問し、社内へ回すところまで進めます。
上長が契約前に確かめることのチェックリスト
上から、導入できるかどうかに響くものの順です。済んだものに印を付けてください。
一覧で見る
| 確かめること | 影響 |
|---|---|
| 個人契約のまま業務で使ってよいか | 導入可否に影響する |
| 未成年が使ってよいか | 契約の見直しが要る |
| 稟議に何を書くか | 契約の見直しが要る |
| 席は何人分いるか | 契約の見直しが要る |
| 上長に何を伝えるか | 契約の見直しが要る |
| 日本語の画面があるか | 手戻りで済む |
| 手引きが日本語であるか | 手戻りで済む |
| 使い方を聞ける場があるか | 手戻りで済む |
先に確かめる:導入できるかに響く項目
このリストのうち1項目は、答えによっては導入そのものを見送ることになります。ほかの項目より先に確かめてください。
| 確かめること | 通らないときの手 | 省いてよい場合 |
|---|---|---|
| 個人契約のまま業務で使ってよいか | 法人契約に切り替える | 規程で認められている場合 |
時期ごとに分ける
同じリストでも、確かめる時期が違います。時期ごとに分けて、前の段階で済ませておくものを先に片づけます。
契約前(8項目)
- 個人契約のまま業務で使ってよいか(上長)
- 未成年が使ってよいか(上長)
- 稟議に何を書くか(上長)
- 席は何人分いるか(上長)
- 上長に何を伝えるか(上長)
- 日本語の画面があるか(上長)
- 手引きが日本語であるか(上長)
- 使い方を聞ける場があるか(上長)
項目ごとの資料・つまずき・通らないときの手
個人契約のまま業務で使ってよいか
上長が契約前に確かめます。影響は「導入可否に影響する」、確かめ方は「社内の担当に確認が要る」。
- 用意する資料:社内の購買規程
- よくあるつまずき:個人名義で契約して立替精算し、規程に反していると指摘される
- 通らないとき:法人契約に切り替える
- 省いてよい場合:規程で認められている場合
未成年が使ってよいか
上長が契約前に確かめます。影響は「契約の見直しが要る」、確かめ方は「その日のうちに確認できる」。
- 用意する資料:年齢制限の条項
- よくあるつまずき:インターンや学生アルバイトが年齢制限に触れる
- 通らないとき:管理者アカウントの下で使わせる
- 省いてよい場合:成人しか使わない場合
稟議に何を書くか
上長が契約前に確かめます。影響は「契約の見直しが要る」、確かめ方は「社内の担当に確認が要る」。
- 用意する資料:前例の稟議書
- よくあるつまずき:効果を書けず、差し戻しになる
- 通らないとき:試用の結果を数字にしてから出す
- 省いてよい場合:決裁が不要な金額の場合
席は何人分いるか
上長が契約前に確かめます。影響は「契約の見直しが要る」、確かめ方は「その日のうちに確認できる」。
- 用意する資料:実際に使う人の一覧
- よくあるつまずき:全員分を買って半分が使わない
- 通らないとき:3か月使った実績で増減する
- 省いてよい場合:使う人が固定の場合
上長に何を伝えるか
上長が契約前に確かめます。影響は「契約の見直しが要る」、確かめ方は「その日のうちに確認できる」。
- 用意する資料:試用の結果
- よくあるつまずき:効果を数字で言えず、判断が止まる
- 通らないとき:削れた時間を件数で出す
- 省いてよい場合:決裁が要らない場合
日本語の画面があるか
上長が契約前に確かめます。影響は「手戻りで済む」、確かめ方は「その日のうちに確認できる」。
- 用意する資料:画面の言語設定
- よくあるつまずき:英語のままで、使う人が定着しない
- 通らないとき:日本語の画面がある事業者を選ぶ
- 省いてよい場合:英語で問題ない人だけが使う場合
手引きが日本語であるか
上長が契約前に確かめます。影響は「手戻りで済む」、確かめ方は「その日のうちに確認できる」。
- 用意する資料:ドキュメントの言語
- よくあるつまずき:英語の手引きしかなく、教える手間がかかる
- 通らないとき:社内向けの手順書を自分で作る
- 省いてよい場合:使う人が英語を読める場合
使い方を聞ける場があるか
上長が契約前に確かめます。影響は「手戻りで済む」、確かめ方は「その日のうちに確認できる」。
- 用意する資料:利用者の集まり
- よくあるつまずき:困ったときに調べる先が英語しか無い
- 通らないとき:社内で分かる人を1人決める
- 省いてよい場合:使い方が単純な場合
海外の提供元へ送る質問
提供元の窓口は英語のことが多く、日本語で聞いても返事が遅れます。このリストの分類に合わせた質問を英文で用意しました。送る前に、自社の名前と使い方を書き足してください。
Subject: Questions before signing a business plan Hello, We are considering your service for business use at [company name] in Japan, for about [number] users. Before we sign, could you please answer the following questions? 1. Can we sign a business agreement under our company name with a purchase order? 2. What is the minimum contract term and the notice period for cancellation? 3. Who owns the outputs generated by our users, and may we use them commercially? 4. Do you offer indemnification against third-party IP claims for business plans? 5. Do you support SSO (SAML) and user provisioning for business plans? 6. Can administrators see and export audit logs of user activity? 7. Can you provide a security white paper or a completed security questionnaire? 8. Do you hold certifications such as SOC 2 or ISO/IEC 27001? If any documents are available (terms, DPA, security materials), please share the links. Best regards, [name / department / email]
| 質問 | 日本語での意味 |
|---|---|
| 1 | 会社名義で、発注書を使って契約できますか |
| 2 | 最低契約期間と、解約の通知期限を教えてください |
| 3 | 利用者が作った出力の権利は誰にあり、商用で使えますか |
| 4 | 第三者の権利侵害の申し立てに対する補償はありますか |
| 5 | SSO(SAML)と利用者の一括登録に対応していますか |
| 6 | 管理者が利用の記録を見たり書き出したりできますか |
| 7 | セキュリティの説明資料か、記入済みの質問票をもらえますか |
| 8 | SOC 2 や ISO/IEC 27001 などの認証を持っていますか |
社内の担当へ回す文面
このリストには上長が確かめる項目が入っています。担当ごとに、聞くことだけを抜き出して回すと返事が早くなります。
[上長のお名前]さま 海外のAIサービス[サービス名]を使うにあたって、次の点を確認させてください。 1. 個人契約のまま業務で使ってよいか(手元の資料:社内の購買規程) 2. 未成年が使ってよいか(手元の資料:年齢制限の条項) 3. 稟議に何を書くか(手元の資料:前例の稟議書) 4. 席は何人分いるか(手元の資料:実際に使う人の一覧) 5. 上長に何を伝えるか(手元の資料:試用の結果) 6. 日本語の画面があるか(手元の資料:画面の言語設定) 【使う予定】[部署・人数・入れる情報の種類] 【いつまでに】[回答の希望日] お手数ですが、よろしくお願いいたします。
稟議に添える確認表
確かめた結果を稟議に添える形です。「済」だけでなく、何を見て判断したかを1行残すと、あとで説明できます。
【サービス名】[ ] 【提供元】[ ] 【確認した日】[ ] □ 個人契約のまま業務で使ってよいか → 結果[ ]/見た資料[社内の購買規程] □ 未成年が使ってよいか → 結果[ ]/見た資料[年齢制限の条項] □ 稟議に何を書くか → 結果[ ]/見た資料[前例の稟議書] □ 席は何人分いるか → 結果[ ]/見た資料[実際に使う人の一覧] □ 上長に何を伝えるか → 結果[ ]/見た資料[試用の結果] □ 日本語の画面があるか → 結果[ ]/見た資料[画面の言語設定] □ 手引きが日本語であるか → 結果[ ]/見た資料[ドキュメントの言語] □ 使い方を聞ける場があるか → 結果[ ]/見た資料[利用者の集まり] 【確認できなかった項目と、その扱い】[ ] 【導入の判断】[進める/条件つきで進める/見送る]
自社で省ける項目を外す
会社の条件によっては、確かめなくてよい項目があります。当てはまるものに印を付けて、残ったものだけを確かめれば足ります。
印を付けた項目は、理由を稟議に1行残してから外します。
同じ分類で一緒に見ておく項目
このリストの外にあっても、同じ分類で一緒に止まりやすい項目です。
商用利用が認められているか
法務・契約前・導入可否に影響する。無料プランは非商用限定で、業務で使った時点で違反になる。通らないときは「有料プランへ切り替える」。商用利用が認められているか
生成物の権利が誰のものか
法務・契約前・導入可否に影響する。権利が事業者側に残り、納品物として渡せない。通らないときは「権利がこちらに来ると明記された事業者を選ぶ」。生成物の権利が誰のものか
学習に使われない設定があるか
法務・契約時・導入可否に影響する。既定で学習に使われ、入力した情報が戻せない。通らないときは「事業者向けプランに切り替える」。学習に使われない設定があるか
クライアントに納品してよいか
法務・契約前・導入可否に影響する。生成物の再配布が禁じられていて、受託の成果物に使えない。通らないときは「再配布が認められた事業者に替える」。クライアントに納品してよいか
言葉と支払いで止まりにくい候補
言葉と支払いで止まりにくいのは、画面が日本語で出て、料金ページに円の表示があるサービスです。当サイトが2026-09-25に公式サイトを開いて数えた結果では、96件のうち6件でした。
| サービス | 提供元 | 画面の日本語 | 円の表示 |
|---|---|---|---|
| Canva AI | Canva | 80% | あり |
| Catchy | デジタルレシピ | 79% | あり |
| DeepL | DeepL | 72% | あり |
| tl;dv | tldv | 72% | あり |
| miibo | miibo | 70% | あり |
| Gemini for Workspace | 55% | あり |
Canva AI(画面の日本語80%)
Canvaのサービスです。言葉と円の表示は通っていても、上のリストの請求書・データの扱い・契約の名義は別に確かめる必要があります。
Catchy(画面の日本語79%)
デジタルレシピのサービスです。言葉と円の表示は通っていても、上のリストの請求書・データの扱い・契約の名義は別に確かめる必要があります。
DeepL(画面の日本語72%)
DeepLのサービスです。言葉と円の表示は通っていても、上のリストの請求書・データの扱い・契約の名義は別に確かめる必要があります。
数字は当サイトの実測で、提供元の公表値ではありません。サイトの作りは変わるので、申し込む前にご自身でも開いて確かめてください。
上長が契約前に確かめることについてよくある質問
全部の項目を確かめないと入れられませんか?
各項目に「省いてよい場合」を付けています。たとえば「未成年が使ってよいか」は「成人しか使わない場合」なら省けます。自社に当てはまるものを先に外すと、残りが絞れます。
誰が最終的に判断しますか?
このリストでは上長が確かめます。判断は社内の決まりによりますが、「導入可否に影響する」項目の結果は、上長まで上げてから決めるのが安全です。
提供元から返事が来ないときは?
英文の質問を送って1週間返事がなければ、国内の代理店があるかを探すか、見送りの理由として稟議に残します。返事の無いこと自体が、運用中の問い合わせの目安になります。
次にやること
- 省ける項目を外す
各項目の「省いてよい場合」に当てはまるものを消して、自社のリストにします。 - 影響の大きいものから確かめる
導入可否に響く項目を先に片づけます。
個人契約のまま業務で使ってよいか - 提供元へ英文の質問を送る
社内で分からない項目だけを、まとめて1通で聞きます。