言語・サポート
手戻りで済む項目
- 確かめる項目
- 13項目
- 導入可否に影響
- 0項目
- 確認する人
- 3者
答えによって「手戻りで済む」項目を、分類をまたいでまとめました。全部で13項目。チェックリストで漏れを無くし、資料をそろえ、海外の提供元へ英文で質問し、社内へ回すところまで進めます。
手戻りで済む項目のチェックリスト
上から、導入できるかどうかに響くものの順です。済んだものに印を付けてください。
一覧で見る
| 確かめること | 誰が | いつ |
|---|---|---|
| 発注書のやり取りが要るか | 経理 | 契約前 |
| 相見積を取る必要があるか | 経理 | 契約前 |
| 席数を後から増やせるか | 情シス | 契約前 |
| 日本語の画面があるか | 上長 | 契約前 |
| 手引きが日本語であるか | 上長 | 契約前 |
| 使い方を聞ける場があるか | 上長 | 契約前 |
| 日付や単位の表記が合うか | 情シス | 試用中 |
| 古い端末でも動くか | 情シス | 試用中 |
| 電話や住所の形式が合うか | 情シス | 試用中 |
| 年払いと月払いのどちらにするか | 上長 | 契約時 |
| 何の科目で経費にするか | 経理 | 運用中 |
| 部門ごとに費用を分けられるか | 経理 | 運用中 |
| 使い方をどう教えるか | 上長 | 運用中 |
時期ごとに分ける
同じリストでも、確かめる時期が違います。時期ごとに分けて、前の段階で済ませておくものを先に片づけます。
契約前(6項目)
- 発注書のやり取りが要るか(経理)
- 相見積を取る必要があるか(経理)
- 席数を後から増やせるか(情シス)
- 日本語の画面があるか(上長)
- 手引きが日本語であるか(上長)
- 使い方を聞ける場があるか(上長)
試用中(3項目)
- 日付や単位の表記が合うか(情シス)
- 古い端末でも動くか(情シス)
- 電話や住所の形式が合うか(情シス)
契約時(1項目)
- 年払いと月払いのどちらにするか(上長)
運用中(3項目)
- 何の科目で経費にするか(経理)
- 部門ごとに費用を分けられるか(経理)
- 使い方をどう教えるか(上長)
項目ごとの資料・つまずき・通らないときの手
発注書のやり取りが要るか
経理が契約前に確かめます。影響は「手戻りで済む」、確かめ方は「社内の担当に確認が要る」。
- 用意する資料:購買の手順書
- よくあるつまずき:海外事業者は発注書を受け付けず、社内の手続きが止まる
- 通らないとき:クレジットカード購買の例外扱いにする
- 省いてよい場合:少額購買の枠に収まる場合
相見積を取る必要があるか
経理が契約前に確かめます。影響は「手戻りで済む」、確かめ方は「社内の担当に確認が要る」。
- 用意する資料:購買規程の金額基準
- よくあるつまずき:規程の金額を超えていて、1社だけでは通らない
- 通らないとき:同じ用途の2社を並べた比較表を作る
- 省いてよい場合:基準額を下回る場合
席数を後から増やせるか
情シスが契約前に確かめます。影響は「手戻りで済む」、確かめ方は「その日のうちに確認できる」。
- 用意する資料:席数の変更条件
- よくあるつまずき:年契約の途中で増やせず、別契約を立てることになる
- 通らないとき:増やせる条件を契約前に確認する
- 省いてよい場合:人数が変わらない場合
日本語の画面があるか
上長が契約前に確かめます。影響は「手戻りで済む」、確かめ方は「その日のうちに確認できる」。
- 用意する資料:画面の言語設定
- よくあるつまずき:英語のままで、使う人が定着しない
- 通らないとき:日本語の画面がある事業者を選ぶ
- 省いてよい場合:英語で問題ない人だけが使う場合
手引きが日本語であるか
上長が契約前に確かめます。影響は「手戻りで済む」、確かめ方は「その日のうちに確認できる」。
- 用意する資料:ドキュメントの言語
- よくあるつまずき:英語の手引きしかなく、教える手間がかかる
- 通らないとき:社内向けの手順書を自分で作る
- 省いてよい場合:使う人が英語を読める場合
使い方を聞ける場があるか
上長が契約前に確かめます。影響は「手戻りで済む」、確かめ方は「その日のうちに確認できる」。
- 用意する資料:利用者の集まり
- よくあるつまずき:困ったときに調べる先が英語しか無い
- 通らないとき:社内で分かる人を1人決める
- 省いてよい場合:使い方が単純な場合
日付や単位の表記が合うか
情シスが試用中に確かめます。影響は「手戻りで済む」、確かめ方は「社内の担当に確認が要る」。
- 用意する資料:出力の表記
- よくあるつまずき:月日が逆に出て、そのまま資料に載ってしまう
- 通らないとき:出力後に表記を直す工程を入れる
- 省いてよい場合:表記を使わない用途の場合
古い端末でも動くか
情シスが試用中に確かめます。影響は「手戻りで済む」、確かめ方は「その日のうちに確認できる」。
- 用意する資料:動作環境の記載
- よくあるつまずき:社内の端末が対応外で、一部の人が使えない
- 通らないとき:使う人の端末を先に確かめる
- 省いてよい場合:端末が新しい場合
電話や住所の形式が合うか
情シスが試用中に確かめます。影響は「手戻りで済む」、確かめ方は「その日のうちに確認できる」。
- 用意する資料:入力欄の形式
- よくあるつまずき:海外の形式しか受け付けず、日本の住所や電話番号を登録できない
- 通らないとき:ローマ字表記で登録して、社内の台帳と紐づける
- 省いてよい場合:登録する情報が無い場合
年払いと月払いのどちらにするか
上長が契約時に確かめます。影響は「手戻りで済む」、確かめ方は「その日のうちに確認できる」。
- 用意する資料:両方の料金
- よくあるつまずき:年払いの割引に釣られ、使わなくなっても解約できない
- 通らないとき:3か月使ってから年払いへ切り替える
- 省いてよい場合:試用が済んで使い続けると決まっている場合
何の科目で経費にするか
経理が運用中に確かめます。影響は「手戻りで済む」、確かめ方は「社内の担当に確認が要る」。
- 用意する資料:前年の仕訳
- よくあるつまずき:通信費と支払手数料に分かれ、年度で比較できなくなる
- 通らないとき:科目を決めて社内に周知する
- 省いてよい場合:支出が少額で科目を分ける必要がない場合
部門ごとに費用を分けられるか
経理が運用中に確かめます。影響は「手戻りで済む」、確かめ方は「社内の担当に確認が要る」。
- 用意する資料:請求の内訳
- よくあるつまずき:1つの請求書にまとまり、どの部署がいくら使ったか出せない
- 通らないとき:席ごとにラベルを付けて按分表を作る
- 省いてよい場合:1部署でしか使わない場合
使い方をどう教えるか
上長が運用中に確かめます。影響は「手戻りで済む」、確かめ方は「社内の担当に確認が要る」。
- 用意する資料:よく使う作業
- よくあるつまずき:渡しただけで放置され、使われずに終わる
- 通らないとき:自分の業務での例を3つ見せる
- 省いてよい場合:使う人が自分だけの場合
海外の提供元へ送る質問
提供元の窓口は英語のことが多く、日本語で聞いても返事が遅れます。このリストの分類に合わせた質問を英文で用意しました。送る前に、自社の名前と使い方を書き足してください。
Subject: Questions before signing a business plan Hello, We are considering your service for business use at [company name] in Japan, for about [number] users. Before we sign, could you please answer the following questions? 1. Can we sign a business agreement under our company name with a purchase order? 2. What is the minimum contract term and the notice period for cancellation? 3. Do you provide support in Japanese, and what are your support hours in JST? 4. Where can we check service status and incident reports? 5. What are the API rate limits and the uptime commitment (SLA) for business plans? 6. Can access be restricted by IP address or through our proxy? 7. Can you issue invoices that meet Japan's Qualified Invoice System, including a registration number? 8. Can we pay by bank transfer or in Japanese yen, instead of a credit card in USD? If any documents are available (terms, DPA, security materials), please share the links. Best regards, [name / department / email]
| 質問 | 日本語での意味 |
|---|---|
| 1 | 会社名義で、発注書を使って契約できますか |
| 2 | 最低契約期間と、解約の通知期限を教えてください |
| 3 | 日本語のサポートはありますか。日本時間で何時に対応しますか |
| 4 | 障害の状況と報告はどこで確認できますか |
| 5 | 法人向けのAPIの上限と稼働率の約束(SLA)を教えてください |
| 6 | IPアドレスや社内のプロキシで接続を絞れますか |
| 7 | 日本の適格請求書(登録番号つき)を発行できますか |
| 8 | ドル建てのカード以外に、銀行振込や円建てで払えますか |
社内の担当へ回す文面
このリストには上長・経理・情シスが確かめる項目が入っています。担当ごとに、聞くことだけを抜き出して回すと返事が早くなります。
[上長のお名前]さま 海外のAIサービス[サービス名]を使うにあたって、次の点を確認させてください。 1. 日本語の画面があるか(手元の資料:画面の言語設定) 2. 手引きが日本語であるか(手元の資料:ドキュメントの言語) 3. 使い方を聞ける場があるか(手元の資料:利用者の集まり) 4. 年払いと月払いのどちらにするか(手元の資料:両方の料金) 5. 使い方をどう教えるか(手元の資料:よく使う作業) 【使う予定】[部署・人数・入れる情報の種類] 【いつまでに】[回答の希望日] お手数ですが、よろしくお願いいたします。
経理の担当者さま 海外のAIサービス[サービス名]を使うにあたって、次の点を確認させてください。 1. 発注書のやり取りが要るか(手元の資料:購買の手順書) 2. 相見積を取る必要があるか(手元の資料:購買規程の金額基準) 3. 何の科目で経費にするか(手元の資料:前年の仕訳) 4. 部門ごとに費用を分けられるか(手元の資料:請求の内訳) 【使う予定】[部署・人数・入れる情報の種類] 【いつまでに】[回答の希望日] お手数ですが、よろしくお願いいたします。
稟議に添える確認表
確かめた結果を稟議に添える形です。「済」だけでなく、何を見て判断したかを1行残すと、あとで説明できます。
【サービス名】[ ] 【提供元】[ ] 【確認した日】[ ] □ 発注書のやり取りが要るか → 結果[ ]/見た資料[購買の手順書] □ 相見積を取る必要があるか → 結果[ ]/見た資料[購買規程の金額基準] □ 席数を後から増やせるか → 結果[ ]/見た資料[席数の変更条件] □ 日本語の画面があるか → 結果[ ]/見た資料[画面の言語設定] □ 手引きが日本語であるか → 結果[ ]/見た資料[ドキュメントの言語] □ 使い方を聞ける場があるか → 結果[ ]/見た資料[利用者の集まり] □ 日付や単位の表記が合うか → 結果[ ]/見た資料[出力の表記] □ 古い端末でも動くか → 結果[ ]/見た資料[動作環境の記載] □ 電話や住所の形式が合うか → 結果[ ]/見た資料[入力欄の形式] □ 年払いと月払いのどちらにするか → 結果[ ]/見た資料[両方の料金] □ 何の科目で経費にするか → 結果[ ]/見た資料[前年の仕訳] □ 部門ごとに費用を分けられるか → 結果[ ]/見た資料[請求の内訳] □ 使い方をどう教えるか → 結果[ ]/見た資料[よく使う作業] 【確認できなかった項目と、その扱い】[ ] 【導入の判断】[進める/条件つきで進める/見送る]
自社で省ける項目を外す
会社の条件によっては、確かめなくてよい項目があります。当てはまるものに印を付けて、残ったものだけを確かめれば足ります。
印を付けた項目は、理由を稟議に1行残してから外します。
言葉と支払いで止まりにくい候補
言葉と支払いで止まりにくいのは、画面が日本語で出て、料金ページに円の表示があるサービスです。当サイトが2026-09-25に公式サイトを開いて数えた結果では、96件のうち6件でした。
| サービス | 提供元 | 画面の日本語 | 円の表示 |
|---|---|---|---|
| Canva AI | Canva | 80% | あり |
| Catchy | デジタルレシピ | 79% | あり |
| DeepL | DeepL | 72% | あり |
| tl;dv | tldv | 72% | あり |
| miibo | miibo | 70% | あり |
| Gemini for Workspace | 55% | あり |
Canva AI(画面の日本語80%)
Canvaのサービスです。言葉と円の表示は通っていても、上のリストの請求書・データの扱い・契約の名義は別に確かめる必要があります。
Catchy(画面の日本語79%)
デジタルレシピのサービスです。言葉と円の表示は通っていても、上のリストの請求書・データの扱い・契約の名義は別に確かめる必要があります。
DeepL(画面の日本語72%)
DeepLのサービスです。言葉と円の表示は通っていても、上のリストの請求書・データの扱い・契約の名義は別に確かめる必要があります。
数字は当サイトの実測で、提供元の公表値ではありません。サイトの作りは変わるので、申し込む前にご自身でも開いて確かめてください。
手戻りで済む項目についてよくある質問
全部の項目を確かめないと入れられませんか?
各項目に「省いてよい場合」を付けています。たとえば「年払いと月払いのどちらにするか」は「試用が済んで使い続けると決まっている場合」なら省けます。自社に当てはまるものを先に外すと、残りが絞れます。
誰が最終的に判断しますか?
このリストでは上長・経理・情シスが確かめます。判断は社内の決まりによりますが、影響の大きい項目は含まれていないので、担当の確認で進められることが多いです。
提供元から返事が来ないときは?
英文の質問を送って1週間返事がなければ、国内の代理店があるかを探すか、見送りの理由として稟議に残します。返事の無いこと自体が、運用中の問い合わせの目安になります。
次にやること
- 省ける項目を外す
各項目の「省いてよい場合」に当てはまるものを消して、自社のリストにします。 - 影響の大きいものから確かめる
導入可否に響く項目を先に片づけます。
発注書のやり取りが要るか - 提供元へ英文の質問を送る
社内で分からない項目だけを、まとめて1通で聞きます。